スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消せます。

Epitaph

しるべせよよみへの道の遠くして死してもまよふものとかは知る

憂き長雨なる・・・世の人の・・・

ふりさけし夢もうつつもまぼろしもちとせちよふる花とこそみれ

わがまぼろしの國

おほなゐに跡絶えて遠きみちのくのこころをむすぶなみだ川なれ

おきまよふ霊魂なるらんかなしみは春に消ぬべき雪ならなくに

墨染めの風吹きおこせ山櫻けふまぼろしの遠き春辺に

松風のこゑにふるへてやまざくら散りしく道にかなしみを追ふ

かなしみもやさしみもまた花影はとふ人ごとの春を散るらん

とこしへの春を散りゆくさくら花添ひてゆかなむまぼろしの國

020:幻 (周凍)

幻と思はば遠きこの身よりなほ夏の夜の月ぞ近しき

019:層 (周凍)

いにし日におもひ残せし層雲峡流星銀河にかかる白木綿

018:準備 (周凍)

こしらへてこころかまへて装ひて出て立つことも準備なるらむ

017:失 (周凍)

ながらへて得失ぞなき噫われは時の早瀬にかかるしがらみ

016:絹 (周凍)

空のいろ水のいろともわかねども重ねて絹の夏ころもかな

015:とりあえず (周凍)

あと絶えて照る水もなき山田かなしでの田長よとりあへずなけ

014:残 (周凍)

さみだれて菖蒲もけぶる池の辺に春を残して苗代の水